S13お疲れ様です。今期は、年末に5万位まで落ちるという大失態を犯しながらも何とか最終3桁に残れたので記事を書かこうと思います。
最終667位、最終レート1935
構築経緯
最初、BIG6を使おうと思って大晦日までBIG6で潜ってたら、大晦日に負け越して、構築変えたらさらに順位を落としてしまった。上の写真は12月ずっと使ってたBIG6、下は改悪した構築。
これではまずいと思い、まず思ったことはBIG6のミラーがしょうもないことだ。例えば、カイリューハバタクカミ対面。一見すると、ハバタクカミが有利に見えるが、カイリューは鋼テラスしてハバタクカミを倒したりするなどカイリューが有利対面でもあり得るのだ。しかし、鋼テラスカイリューがハバタクカミに有利に見えても、ハバタクカミが甘える痛み分けを搭載してるならハバタクカミが有利になるのだ。
そのようなBIG6ミラーを避けたいと思った後、まず思いついたのは、相手のポケモンのうち誰か1匹を機能不全にすればいいと。そこで思い着いたのは、電磁波鬼火祟り目ドラパルトだ。このポケモンで、相手のポケモン誰か1匹機能不全にすれば、裏のポケモンが通しやすくなる。
世間ではランドカイナが流行っていることで、ノリでチョッキランドロスとオボンテツノカイナを採用。
BIG6のうちどれか使いたいと思い、無難に強いスカーフウーラオスと眼鏡ハバタクカミを採用。
ドラパルトが苦手とするキョジオーンに強く抗える隠密マントクエスパトラを採用。
個体紹介
水ウーラオス
水テラス 意地っ張り 拘りスカーフ ふかしのこぶし
水流連打 インファイト 蜻蛉返り アイススピナー
ASぶっぱ
筆者がよく使うウーラオス。とにかく、パオジアンやブエナを浪費したカミを上からしばけるのがシンプルに強い。実は、準速ランド抜き調整してたが、パルデアフェスタの練習会で、スカーフ込みで黒バドを抜かせないとわかり、Sを極振りした。言うまでではないが、交換が見える場面での蜻蛉返りやカイリューに対する貴重な打点となるアイススピナーは切ってもきれなかった。アクジェを切った後悔はあまりない。
ドラパルト
フェアリーテラス 臆病 気合いの襷 すり抜け
電磁波 鬼火 祟り目 光の壁
CSぶっぱ余りはB
本構築のきもとなるポケモン。カイリューのマルチスケイル復活させないようにしたり、パオジアンやウーラオスを火傷にして機能不全にさせる鬼火、ハバタクカミやテツノツツミを麻痺らす電磁波、状態異常と相性がいい祟り目、どれも機能してた。最初はりゅうの波動を採用してたが、暁ガチグマと対面してしまったとき何もできなくなるので光の壁を採用。光の壁を採用することで、トリルで前抜きするガチグマに対して裏のポケモンで殴りあいがしやすくなったりと割と生きた気がする。
また、鬼火がとても偉く、スイープしてくるイダイトウに鬼火を入れることで、襷を潰し、裏のテツノカイナで詰めやすくなるということもあった。
特性をすり抜けにした意図は、身代わりをはるブエナカミやブエナツツミに電磁波をまけるようにしたいため。フェアリーテラスにした意図はカイリューのスケショを透かしたいため。
起点作成のポケモンなのに3タテすることもあった。
ただし、このポケモンで機能不全にさせたいポケモンを見極める必要があるので使いどころは簡単ではない。
ハバタクカミ
水テラス 控えめ 拘り眼鏡 古代活性
ムーンフォース シャドーボール パワージェム サイコショック
CSぶっぱ
いつも使ってる眼鏡カミ。とにかく受け出しを許さないのが偉い。
水テラスの意図は水ウーラオスに対面で殴り合いできるようにするため。
控えめにする意図は、炎オーガポンをパワージェムでワンパンできる可能性を少しでも上げたいから。
ちなみに、ランドロスの後出しが見える時はシャドーボールを打ってた。と言うのも、特防ダウン期待とランドロスの鋼or炎テラスをケアしたいから。
クエスパトラ
炎テラス 臆病 隠密マント 加速
アシストパワー テラバースト 瞑想 羽休め
調整
H4 B100 C252 S140
調整意図
C…特化
S…ブエナS上昇の最速テツノツツミをS+2で抜けるように調整。
B…とりあえず、Bに振ることが多いという理由で振った。
ドラパルトが苦手とするキョジオーンに対して強くでるこま。キョジオーンがいる時は基本的に選手した。3タテしてくれることもあった。しかし、あまり耐久に振ってないのと、ディンルーには弱いので、選出を見極める必要がある。炎テラスにした意図は、フェアリーの一貫がやばいからと、炎打点が乏しいからである。
鋼テラス 意地っ張り 突撃チョッキ 威嚇
テラバースト 地震 蜻蛉返り 岩石封じ
調整
H124 A196 D168 S24
調整意図
HD…臆病特化カミのフェアリーテラスムンフォをチョッキ込みで確定2耐え
A…A特化カイリューのAの実数値より高めに意識して振った。
S…最速52族抜きを意識してみた。
(前期の構築記事の一部を再掲)
S12で使ってたランドロスをそのまま採用。ハバタクカミやサーフゴーの電磁波を拒否したり、ブエナカミに後出しし、岩石封じでS下げて下から蜻蛉返りすることで、自身のハバタクカミを通しやすくしたりと、特殊相手に強く出れる。前期はフェアリーテラスで採用してたが、カミの眼鏡フェアリーテラスムーンフォースの切り返しをしたかったので鋼テラスタルにした。
鋼テラスランドロスとテツノカイナは受けループに強いらしい。というのも、自身のパーティに水ウーラオスが入っている関係上、ドヒドヘイラッシャハピナスと選出してくるのだ。以下のように対応すればこの構築で受けループに勝てる。
1…初手テツノカイナとドヒドイデの対面を作る。テツノカイナはサンダーダイブ、ドヒドイデは毒毒あるいは毒ビシ
2…ドヒドイデを引っ込め、ヘイラッシャを後出しし、テツノカイナのサンダーダイブを受ける。その際、ヘイラッシャにサンダーダイブは半分入る。
3…テツノカイナのサンダーダイブを受けるためにヘイラッシャはフェアリーテラスを切り、眠りについて回復する。その際、テツノカイナはボルチェンを打つ。
4…ランドロスを着地させ、鋼テラスを切って、鋼テラバーストを打つ。フェアリーテラスヘイラッシャに6割は入る。
5…これで、相手のパーティは崩壊。裏はほぼハピナスorラッキーだからほぼ勝ち。ドヒドイデは地震で縛られてる。
このマニュアルで、最終日に受けループに3回勝って、拾った試合があった。某進研ゼミやったとこが出たみたいな気持ちだった。しかし、これは相手がドヒドラッシャハピナスorラッキーと選出した場合の話である。これで全て解決するとは限らないと言っておこう。このマニュアルが広がれば、通用しなくなることも言っておこう。
テツノカイナ
水テラス 勇敢 オボンの実 クオークチャージ
調整
H252 A140 B116
調整意図
A…余り
物理相手に殴り合いする駒。初手、カイリューが出され、自身がハバタクカミを出した時、鋼テラスされた時の安定する引き先として強いだけでなく、水ウーラオスやパオジアン、トドロクツキに対して、ドレインパンチで殴り合いできたりと、物理相手にめっぽう強い。ただし、パオジアンに対して中間択をとると、パオジアンが剣舞して3タテされることもあるから、技選びは水ウーラオスを使う時以上に難しい。環境にカイリューが多いことから、冷パン採用したが、毒テラスのカウンターで地震を採用しても良かったかもしれない。相手のトドロクツキの飛行テラス読みでサンダーダイブを打って外した虚無感は忘れられない笑。このポケモンのおかげで、BIG6ミラーに対する安定択として大活躍したのかもしれない。
9世代は、強い地面枠が多いので、どうして電気タイプは肩身が狭い。しかし、環境に蔓延る水タイプに弱点つけるからこそ入れてて良かった気がする。
選出パターン
攻めサイクルをしたいあるいは受けループ
キョジオーンがいる時
ドラパとクエスパトラとカイナorハバタクカミ
BIG6(ディンルーがいない時)
カミとドラパとテツノカイナ
個人的には3つ目の選出パターンが多かった気がする。
重かったポケモン
ガチグマ
こいつのせいで、初手ハバタクカミを出さざるを得なかった。(BIG6に紛れ込んでいる時)
欠伸を覚えている個体も多く、欠伸からのブラッドムーンは凶悪な強さである。多分、このポケモンがぶっ壊れ性能をしてる原因は、心眼でも数値でもタイプでもなく、ガチグマが欠伸を覚えることだと思う。
終わりに
今期は、R2000いけなかった悔しさより、落ちるとこまで落ちてどうなるかと思ったが何とか3桁行けた安堵が大きい気がする。でも、R2000いけなかったことが悔しいことに変わりない。多分、学部生でR2000取れるチャンスは限られている。1月はテスト期間で休むとして、レギュFは頑張ってランクマしようと思う。レギュGは多分院試勉強で休むつもりだ。本当に、安定してレートを上げれる上位プレイヤーに対しては尊敬でしかない。
また、BIG6にとらわれず、攻めサイクルできて楽しかった。
ただ目指すはポケモンマスター!
おまけ
年末の時のわいの気持ち